上司になると、部下に尊敬されたいと思いますよね。でも実際はどうでしょうか?あなたは上司のことを好きですか?本気で心から尊敬していますか?本気で上司の事を尊敬している人って少ないのではないでしょうか。一般的に上の人は部下に嫌われているというイメージがあります。上の立場になると、下から嫌われてしまうというのが自然の摂理のようにまで思えてしまいます。
安心してください。部下から尊敬される方法があります。本記事では、部下から尊敬される上司になる方法を紹介します。
嫌われる上司の特徴
本題に入る前に。嫌われる上司の特徴についてお話します。そもそも、上司ってどれくらい嫌われているか知っていますか?500人の社員に「嫌いな上司はいるか?」と調査を行った結果が出ています。
なんと7割の人が「いる」と答えているのです。こんな結果を見ると、上司になりたくないなと思ってしまいます。
では、どういう特徴の上司が嫌われるのでしょうか?サイトの情報やYahoo知恵袋で検索を書けて集めた結果、圧倒的に以下の特徴が多いです。
- 高圧的
- 言っていることが変わる
- 責任転嫁をする
分かる~~!!
と思いませんでしたか?私が嫌いな上司もまさに「責任転嫁したり、自分が言ったことを忘れて毎回いうことが変わる人」です。
では、このようにならないためにどうすれば良いのでしょうか?
それは、「究極的責任感」を持つことです。
「究極的責任感」を持つことで、あなたは必ず部下から尊敬される上司となります。
絶対に尊敬される!?究極的責任感とは?
「究極的責任感」とは、全ての責任は上司のせいであるという考え方です。
この考えを上司であるあなたが持つのです。
すべての責任を背負うと思えば、部下に対して高圧的になりますか?部下が失敗しないように全力でサポートしますよね。言っていることを毎回変えますか?自分の発言に責任を持つことで、一貫性のある発言になりますよね。責任転嫁に関しては、しないことが前提の考えです。
嫌われる上司の特徴を全て消すことができます。
すると、尊敬される上司になることができます。
具体的にどこまでの責任を負うの?
「究極的責任感」で背負う範囲は、部下の行動全てです。
部下がやってしまった失敗は、全てあなたのせいです。あなたが責任を問われるべきなのです。そう自分自身が思ってください。
部下がミスをしたときに、部下を責めていませんか?「お前のこれのせいでこのプロジェクトは失敗した」など言っていませんか?こういうことを言う上司は、確実に部下から嫌われます。完全に責任転嫁していますから。
すべての責任は上司にあるのです。
そう思うと部下のミスに対して、
〇〇さんがミスする前にフォローできなかった俺が悪い。しっかりバックアップできなかった俺が悪い。すまない。次からは一緒に頑張ろう
と部下に言えると思います。
部下は、あなたのことを尊敬し、あなたに責任を負わせないようにこれからの仕事をさらに頑張るでしょう。
そんなの無理だよ~~~~
と今思いませんでしたか?フォローのしようがないミスもあると思いませんでした?いや全てあなたのミスです。そのミスの行きつく先はあなたの責任なのです。
このような場合、部下の寝坊に全責任を負わせてはいけません。確かに、寝坊は悪いことです。ただし、「寝坊をした」→「商談失敗」としてはいけないのです。「寝坊をしたから、商談に失敗したではないか」と部下を責めてはいけないです。部下には、寝坊はいけないぞという事実を伝え、寝坊を次からはしないようにと叱るのです。そして、商談失敗に関しては、あなたの責任です。
このように、上司が準備できたことはあるはずです。このように自分で意識をし、商談がなぜ失敗したのかを改めて見直しましょう。そして、それについて部下と話し合うのです。そうすれば、部下はあなたのことを更に尊敬し、自分はなんで寝坊をしてしまったのだと自分で自分を責め、絶対にもう失敗しないようにしようと決意します。
まとめ
最後に尊敬される上司になるための方法をまとめます。
- 高圧的・意見が変わる・責任転嫁する上司は嫌われる
- 部下に尊敬されるには「究極的責任感」を持つこと
- 「部下の失敗は全て上司の責任である」と意識する
最後まで読んでいただきありがとうございました。