【部下を輝かせたい人必見】部下のモチベーションの上げ方

部下を多く持つようになったけど、部下のやる気が低いんだよな~~~

おいおい!部下のせいにしてないか?部下のモチベーションが低いのは君の部下への接し方が間違えているんだよ。

学長!!そんなこと言われましても・・・。やり方が分からないですよ。

しょうがないな!今回は特別に部下のモチベーションをグングン上げる方法を教えてあげよう。

目次

部下に「動かされている感」を持たれたらダメ!!

部下のモチベーションが最も下がるのは、「言われているからやる」という状態にある時です。

子供の頃を思い出してみてください。

親から、「宿題を早くやりなさい」と言われたら、宿題をやる気が失せませんでしたか?

今まさに宿題に取り組もうとしていたとしても、親に命令されたらモチベーションが一気になくなったという経験はあるのではないでしょうか?

仕事も同じです。「上司に言われたからやる」という意思を部下が持ってしまうと、部下のモチベーションは高くなりません。

仕事では、上司が部下に仕事を与え、部下が与えられた仕事をこなすという構造が基本的にできてしまいます。

そのため、注意しなければ、「言われたからやる」という感覚に部下はなってしまいます。

では、どうすれば良いのでしょうか?

部下に全信頼を置く

部下に仕事を与える時、以下のようになってしまう人が多いです。

  1. 部下に仕事を丸投げし、放牧状態にする人
  2. 全ての仕事を抱え込み、部下の仕事を奪ってしまう人

1のパターンでは、優秀な部下であれば自分で考え、良いアウトプットを出すことができますが、そうでない場合は、時間がかかってもアウトプットは何も出てきません。最終的には、部下のメンタルはやられてしまいます。

2のパターンでは、部下は「言われたことだけをただやっている」という気持ちになってしまい、モチベーションが低下してしまいます。また、スキルの向上にもつながりません。

部下のモチベーションを上げるためには、仕事の目的を伝え、戦略を部下に考えさせましょう。

この仕事の目的はなんなのか?それを部下に共有し、部下に理解してもらいましょう。

あとは、部下にその目的を達成するための方法を考えさせるのです。

この時に、部下の能力に応じて部下への干渉度合を変えましょう。

部下がまだ経験不足である場合は、一緒に戦略を考え、部下のバックアップに時間を割いてください。

部下の経験値が高い場合は、部下に戦略を全て考えさせ、そのアウトプットを確認する程度で大丈夫です。

部下が考えた戦略が80点くらいだとしても合格圏内であれば、部下の戦略に対し口出しをせず、全て任せることが大切です。

それにより、部下は、仕事が自分事になり、責任感を持って仕事を行うようになります。

部下の得意な部分を探してあげる

部下のモチベーションを上げるためには、部下の得意な仕事を部下に与えることが大切です。

学生の頃に自分の得意な教科の勉強はやる気が出た経験がある人は多いと思います。

仕事も同じです。

部下がどういうことに興味を持つのか、どういう仕事が得意なのかをひたすら観察してください。

部下の得意な業務は〇〇ではないかと仮説を持ち、実際に業務を与え、どのように仕事をするのか観察してください。

このように、多くの種類の業務を与えることで、部下の特徴(得意な分野、苦手な分野)のデータが集まります。

それを踏まえて、部下の特徴を知り、部下が最も輝ける環境に部下を置くようにしましょう。

褒めることのリスクを知ろう

部下のモチベーションを上げようと思った時に、手っ取り早い方法が「部下を褒める」ことです。

「部下を褒める」ことは短期的にはかなり有効ですが、長期的に組織を継続させるために必要な部下の自律性や自発性が育ちません。

「部下を褒める」ことは、かなり慎重に行う必要があります。

ひたすら部下を褒めていると、「褒められるからやる」「褒めてくれる人の為に頑張る」のように、「褒められる」ことがモチベーションの源泉になってしまいます。

すると、褒められない環境になった途端にモチベーションが一気に落ちてしまいます。

本来は、「自分の中で目的設定をし、その目的を達成するために頑張る」のように、自らモチベーションを上げられる部下になってもらいたいはずです。

なので、「部下を褒める」ことはリスクがあるということを覚えておいてください。

ではどうすれば良いのでしょうか?

「部下を褒める」のではなく、「部下を認める」ようにしましょう。

部下が出した結果に対して、やたらめったら褒めるのではなく、部下がその結果を出すために行ったアプローチを見るようにしましょう。

そして、アプローチが部下の特徴を生かしたやり方であったときに、「〇〇のやり方は素晴らしいです。」と褒めてあげましょう。

部下の仕事内容をしっかりと観察し、そこに輝けるものがあった時に褒めるようにするのです。

目的を達成しただけで褒めることはやめるようにしましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。ぜひ試してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次