社会に出ると幅広い年齢層の人と関わらなければいけなくなります。
そこで出てくる問題が、「上司と合わない」という問題です。
「上司ガチャ」という言葉があるように、上司は選ぶことができません。
上司と合わない時、異動をしようかな?転職しようかな?と迷うと思います。
本記事では、上司と合わない場合にどうすればいいのかを説明していこうと思います。
ストレスは我慢しないでください
この記事を読み進める前に、これだけは言わせてください。
かなりのストレスを抑えてまで、その職場に依存することはないです。
もしあなたが、「もう耐えられない」と限界なら、異動しましょう。会社にすら行きたくなければ転職しましょう。
以下のリストのどれかに当てはまっている人は限界な人です。無理はしないでその場から逃げましょう。
- 体重が急に増えた
- 体重が急に減った
- 慢性的な吐き気・体調不良
- 日曜日に明日の仕事のことを考えると吐き気をする
- うつ病の症状がでる
- 会社のストレスで眠れない
- 悲観的になる
今の時代、転職は当たり前です。むしろ、自分のキャリアアップのことを考えると転職をした方が良いとすら私は思います。「人生100年時代」と言われる今、同じ会社に居続けるより、転職をし幅広いスキルを身に付け、視野を広げたほうが確実に良いです。なぜなら、「いつその会社がなくなるか分からない」からです。「同じ会社で働き続けた人」と「転職経験をし幅広いスキルを身に付けている人」どちらが次の仕事に早くつけると思いますか?後者の人だと私は思っています。
転職には以下のメリットがあります。転職も考えてみてください。
- 年収が増える可能性がある
- 新しい人生を歩める
- 新たな人間関係をつくれる
- 視野が広がる
- 新しいスキルが身に付く
- 異動を考える前に
- 最後の努力をしてみるのも良いんじゃないかな
最後にもう一度だけ上司を見つめ直してみませんか?
もしかしたら、人間のエゴが上司を嫌いにしていたのかもしれません。
上司との接し方を変えることで、上司と良好な関係を作れるかもしれません。
上司との関係性が良くない今の状態は、チャンスでもあります。
ここから良好な関係を作ることができたら、上司とあなたの間に強い絆が生まれます。
嫌いだった人と今はめちゃめちゃ仲が良いって人はいませんか?
嫌いだった人ほど好きになると一気に好きになるものです。
では、どのように上司を見つめ直し、良好な関係を作っていくのか紹介していきます。
上司の仕事の仕方が嫌いな場合
あなたが上司と合わないと感じる理由は多くあると思います。その中で、上司の仕事の進め方が嫌いで対立してしまう場合の上司の扱い方をお伝えします。実践することで、あなたと上司との関係は良好になっていきます。
上司の仕事の進め方が嫌いなあなたは、「仕事に対して本気で取り組んでいる」と言うことです。自分なりの仕事の進め方を持っており、自分の意見を持っているから、仕事の進め方が合わない上司と対立するのです。
上司をうまく扱うことで、「あなたの思い通りに仕事を進められる」ようになります。
上司の種類別で扱い方が変わります。
上司はどういうタイプの種類なのか把握し、それに合った対応をしていきましょう。
- マイクロマネージ型上司
- 決断力がない上司
- 仕事ができない無気力な上司
マイクロマネージ型上司の扱い方
あなたの状況を常に監視し、何かと「状況はどうだ?」と聞いてくる上司です。
このような上司に対し、「いちいち聞いてくるなよ」「うるさいな」とイラっとしてしまいますよね。
私もそうでした。「自分でできるからいちいち監視するな」と思っていました。
マイクロマネージ型の上司と良好な関係を築くためには、「信頼関係」がかなり重要になります。
マイクロマネージ型の上司は、部下を信頼していません。そのため、不安になり常に監視してしまうのです。
マイクロマネージされないためには、上司に「私はあなたの思っている通りの成果を出しますよ」と伝えられれば良いのです。
マイクロマネージ型の上司は、「成果」に重きを置きます。信頼関係を築くには、「成果」を出す必要があり、しかも上司が言った通りの方法で出す必要があります。
マイクロマネージ型上司と信頼関係を作るために以下のことを意識しましょう。
- 現状や何をしようとしているかを全て上司に話す ⇒そのためには「いちいち監視するなよ」と思う自分のエゴを抑える必要があります
- 上司が望むやり方を確実にこなす
- その結果、成果を出す
マイクロマネージ型の上司と関わる場合は、まずは「自分のエゴ」を抑えなければいけません。上司に監視されるのは嫌だと思う気持ちを抑えてください。
上司は部下の仕事が不安で仕方がないのです。
「あなたは上司が言われた通りのことをやり、その結果成果を出してくれる人」というのを上司に認識させましょう。
こうすることで、上司はあなたを信頼します。そして、あなたに自由を与えてくれます。
マイクロマネージ型の上司は、「仕事に本気で取り組んでいる人」なのです。
そして、あなたも気持ちは同じはずです。なので、きっと良好な関係を築けると思います。
決断力がない上司
決断力がない上司の下仕事が進めなくイラっとすることもありますよね。
上司に決断力がないのならあなたが決断すればいいのです。
ここで気をつけなけらばいけないのが、上司のエゴを傷つけないことです。
上司に「これをしてください。そうしなければ仕事が進みません」など言うと、上司が「なんだこいつは、生意気だな」と思い対立します。
上司にしてほしいことを伝える時は以下のことを意識しましょう。
- 何をすべきかリストアップする
- なぜそれをすべきか説明する
- 上司は「イエス」とさへ言えばよい状況にする ⇒上司が決定したかのように思わせる
決断力がない上司は、自分で決断することを怖がっているのです。なので、あなたが何をすべきか明示してあげることが大切です。そして、最終決断は上司にさせましょう。上司に「イエス」と言わせるのです。
多くのことをやらなければいけない事は知っていますが、リソースと効率の事を考え、まずは〇〇の仕事にリソースを割きたいのですがよろしいですか?
今持っている業務をこのステップで行うことで、このような成果を出すことができると思っております。このステップで進めてよろしいでしょうか?
このように伝えれば、上司は「イエス」と言うだけでいいのです。上司のエゴも傷つけていません。最終的に決断をしたのは、上司であり、上司の指示に従ったことになります。
このように提案をすることで、あなたは上司と良好な関係を築くことができます。上司にとってあなたは必要な存在になります。
仕事ができない無気力な上司
やる気がない上司に対して、あなたは「しっかりしてくれ。」「こんなんじゃ何も進まない」と思いますよね。
無気力な上司に関しては、あなたが上司になるチャンスです。
- 上司がやるべきことが分からないなら、あなたが決める
- 上司が責任を持ちたくないのなら、あなたが持つ
- 上司が新しいことをしたくないのなら、あなたがする
全てあなたが率いればよいのです。
この時に気を付けなければいけない事が、「上司のエゴを傷つけないこと」です。決断力がない上司への対応と同じように、上司を下に見るような言い方をしてはいけません。
今たくさんの業務をお持ちだと思いますが、私がこのプロジェクトを引き受けて前に進めたら、お役に立つと思います。いかがでしょうか?
私は、周りに負けないように多くの経験とスキルをつけたいと思っております。なので、このプロジェクトは私にやらせていただけないでしょうか?
と、上司のエゴを傷つけないように、あなたが先導しますということを伝えましょう。
こうすることで、あなたのしたいように仕事を進めることができます。
多くのタイプの上司がいますが、その上司と「良好な関係」を築くことが一番大切になります。
良好な関係を築ければ、あなたは認められ必ず昇進できます。
上司の性格が嫌いな場合
上司の性格自体が嫌いな場合もあると思います。人間だれしも、「性格が合う人」と「合わない人」がいます。
無理やり性格を合わせる必要はありません。ただ、上司を一度好きになってみてはどうでしょうか?
上司の良いところを挙げてみる
上司の良いところを挙げてみてください。人間誰しも「良い面」と「悪い面」を持っています。
一度相手のことを嫌いになると「悪い面」ばかりに目がいってしまいます。違う角度で上司を見てみてください。
- 言葉の言い回しは強いが、上司の言っていることは間違ってはいない
- 質問したら、分かるまで教えてくれる面もある
- 大きな声で叱ってくるが、私の成長のタメなのかもしれない
- 褒めてくれる時もある
もしかしたら、上司の良い面が見えてくるかもしれません。
自分を見つめ直してみる
なぜその上司が嫌いなのか考えてみてください。実はそれはあなたのエゴが働いているかもしれません。
人間関係をよくするために重要なことは自分の「エゴを取り除く」ことです。
- 上司が偉そう ⇒ 「誰かに従うのは嫌だ」と思うあなたのエゴ
- 上司の言っている意味がわからない ⇒ 「上司は無能だ」と思うあなたのエゴ
- 上司は私の意見を聞かない ⇒ 「わたしは絶対に正しいことを言っている」と思うあなたのエゴ
一度自分自身を見つめ直し、エゴが働いていたら、エゴを取り除きましょう。
エゴを取り除いた状態で上司と会話してみてください。思った以上にスムーズに会話できる場合があります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。最後にもう一度言わせてください。
「 かなりのストレスを抑えてまで、その職場に依存することはないです。 」