- 上司が言っていることがおかしい
- 自分の考えの方が正しい
- 上司の方針のまま従ったら失敗に終わる
このように思って、自分の案を上司に言ったけど聞いてもらえなかった経験をしたことがある人は多いと思います。
上司は俺の言うこと全然聞いてくれないな(怒)
自分の意見が通らないと仕事へのモチベーションも低下しますよね。
本記事では、上司に自分の提案を通す最強のコミュニケーション術をご紹介します。
人間はエゴの塊だと認識しよう!!
上司に自分の提案を通すためには、「人間はエゴの塊である」ということを理解してください。
みんな誰しもが次のように思っています。
人間は誰しもが、自分が好きで、人の話など聞きたくないのです。
それは、私もそうですし、あなたもそうです。
そしてこのエゴのせいで、自分の意見を否定されると傷付くのです。
例えば、自分が紹介した料理屋を「微妙だったな」と言われると傷つきますよね。ただ自分の好みと相手の好みが違っていただけなのに人間は傷付くのです。これは、「私の意見は絶対正しい。私がおいしいと言った店だからあなたも絶対においしいと思うはずだ」というエゴのせいです。
このように、無意識に人間にはエゴが存在します。このエゴのせいで喧嘩になったり、コミュニケーションがうまく取れなかったりします。
なので、人と接する時は「人間はエゴの塊である」と常に意識することが大切です。
上司に自分の提案をする前に、まずは自分を見つめ直そう!
上司に自分の提案をするときは、まず自分を改め直しましょう。上で述べたエゴが働いているかもしれません。エゴを取っ払うために、一度以下のように考え直してみてください。
すると、上司の案のままで良いかもしれません。
無理やり自分の提案を通すより、上司の案を受け入れる方がベストです。
上司の案を受け入れることで、わざわざ上司と言い合う必要がなくなります。上司の案を受け入れた上で成果を残すことで、上司はあなたをより評価します。
それでも、やはり自分の案の方が優れていて、上司に伝えたほうが良いと思ったら、上司に伝えましょう。それまでは、まずは自分を見直してみてください。
自分の提案を上司に通したければ、上司の手柄にしてあげろ!
具体的に上司に自分の提案を通す方法についてご説明します。
上司の手柄になるように、提案するのです。
上司も人間です。エゴの塊です。
- 私の案が一番だ
- 部下の案を受け入れたら、負けを認めているのと同じだ
上司もこのように思っています。上司のエゴに逆らわないように上司に提案するのです。
例えば上司に、
私は〇〇のように思います。こっちの方が上司の案より確実に優れています。こうしましょう。
と伝えたら、上司は聞くと思いますか?絶対に案を聞いてくれません。これは、上司の案を否定し、自分の案を押し付けているだけです。上司のエゴを傷付けまくっています。
次のように提案してみてください。
以前上司が言っていた○○を思い出したのですが、そちらを使うと今回の案をさらに良くできるのではないでしょうか?
案を生み出した人を自分ではなく、上司にするのです。
自分の案を上司に紐づけるのです。すると、上司は。、ちゃんとその案を聞き入れ、本当に良いものなら採用してくれます。
このように、上司の手柄にしてあげるのです。
そんなことしたら自分の評価が上がらないじゃないかと思うかも知れませんが、そんな事はないです。上司は、その案を提案してくれたあなたのことをちゃんと覚えています。そして、上司とおなたとの関係性はさらに良いものになります。それは、結果としてあなたの評価を上げることにつながります。
まとめ
最後にまとめです。
- 人間はエゴの塊である
- 上司に提案する前に、自分を一度見直してみましょう
- 自分の案を上司に紐づけて、上司の手柄にしてあげよう
最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ実践してみてください。