最近ギリシャ神話の本を読んでいて、ギリシャ神話ってめちゃ面白いじゃん!!って思ったので、
本記事では、ギリシャ神話について書いていこうと思います。
ギリシャ神話は史上最高のヒット作
ギリシャ神話は、1000年以上前から古代ギリシャ人によって口頭で伝承されてきました。
そのため、ギリシャ神話の舞台は、地中海沿岸のほぼ全域から東アフリカまで及びます。
古代ギリシャ人が出向いたところすべてが舞台となっております。
1000年以上前に生まれたギリシャ神話ですが、今でも多くの物語で起用されていたりと、
今でも面白い物語と言われ続けています。
凄くないですか??
ギリシャ神話は1000年間のヒット作なのです。
現在、長く続いているヒット作と言われているアニメとして、ワンピースやハンターハンターなどあると思いますが、20年、30年の話だと思います。
そう考えると、ギリシャ神話のスケールの大きさが分かりますよね。
1000年間も面白いと言われ続けているストーリがギリシャ神話にはあります。
実際に読んでみて感じました。
これ面白すぎじゃん!!
昔の人の発想力ってすごいなと感じるほどのストーリーとなっています。
神様が浮気しまくったり、巨人が出てきたり、化け物との子供を産んだりとストーリーの幅がめちゃめちゃデカいです。本記事でいくつかのストーリーについて後で触れます。
権力争いから恋愛、冒険まで全てをカバーしているギリシャ神話
ギリシャ神話は大きく分けると3部構成となっています。
第1部は、全世界の統治権を手にすることができる神々の長(天空神)の座を狙った権力争いの話です。
原初神ガイヤから生まれた子供たちによる権力争いが描かれています。北斗の拳のような神々一家の物語となっています。基本的には、子供が親を倒すことで神々の長の座が入れ替わっていきます。
第2部は、3代目天空神となったゼウスが、色んな女性と浮気しまくる話です。
ゼウス以外の神々の恋愛の話も描かれていますが、基本的には、ゼウスが浮気をする話となっています。ゼウスは、女の神だけでなく、人間の女にも手を出していきます。他の神は、怪物にまで手を出したりします。
第3部は、神と人間との間に生まれた子供が英雄となり、冒険をしながら怪物を倒していく話となります。
英雄は、神と人間のハーフであるため強く、怪物を倒すことで多くの人を救っていきます。
このように、ギリシャ神話では、権力争い、恋愛、冒険と全てのテーマを扱っています。
【愛の女神】アプロディーテは神の男根から生まれた!?
貝殻の上に立つ美女の絵を見たことある人は多いと思います。この美女は、ギリシャ神話で出てくるアプロディーテという愛の女神です。
このアプロディーテは、なんと
初代天空神ウラノスの男根から生まれたのです。
ウラノスの妻ガイヤは、ウラノスのやり方を嫌っており、ウラノスを天空神の座から降ろそうとします。
そこで、自分の子供たちに「誰か旦那を倒してくれ」と呼びかけます。
みんなウラノスを怖がり手を挙げない中、末っ子のクロノスが手を挙げます。
ガイヤは、クロノスに「今晩ウラノスが夜這ってくる時を見計らって、この鎌で男根を切り落として」と伝えます。
その計画通りクロノスは実行し、切り落とした男根を海に放り投げます。
しばらくすると、放り投げられた海から泡が立ち、アプロディーテが生まれます。
男根は切られたウラノスは、やる気を失い、天空神の座をクロノスに渡します。
ゼウスは父に飲み込まれる危機があった!?
後に天空神となるゼウスは、クロノスの子供です。
クロノスがウラノスから天空神の座を受け継ぐ際に、クロノスは「クロノスよ。お前もいつか自分の子に座を奪われるだろう」とウラノスから予言を受けます。
この予言を聞いたクロノスは、自分の子に怯えるようになります。
そのため、自分の子が生まれるたびに、自分の子を飲み込むという暴挙に出ます。
次から次と自分の子を飲み込むクロノスに、妻は悲しみます。
その中、妻はゼウスを生みます。
すると、クロノスは「その子を見せてくれ」と言ってきます。
ゼウスをクロノスに見せると、また飲み込まれてしまうと考え、
子に似せた大きな石をクロノスに見せます。すると、クロノスは、その石を飲み込み安心します。
ゼウスは、隠されて育てられます。
そして、後にゼウスはクロノスを倒し、天空の座を奪うことで予言通りになるのです。
このようなエピソードがギリシャ神話には沢山出てきます。
無茶苦茶やん。なんでもありやん。
ストーリー展開が無茶苦茶で面白いです。読むだけでもかなりの刺激を得ることができますし、発想力も豊かになると思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。