【自ら動く優秀な部下にする】部下のモチベーションを上げる方法

部下を持つようになると部下への指導の仕方で悩みますよね。そして下のような悩みが出てきます。

こんな悩みをお持ちの人は読むべし
  • 部下のモチベーションが高くなる方法があればな~
  • 部下が積極的に仕事に取り組んでくれたらうれしいな~
  • 部下から質問を色々してほしいな~

このような悩みを持っているならぜひ本記事を読んでほしいです。

本記事では、部下のモチベーションを上げ、部下に自ら行動してもらえるようにする方法をご説明します。正直私も悩んでいました。

部下に仕事楽しいって思ってもらいたいな~。どうしたらモチベーションが上がるのだろう?

そこで実際に私が行って成果が出たものについて書いていきます。

目次

モチベーションってなに?

そもそもモチベーションって何なんだ?

モチベーションを調べると、

モチベーション(motivation)とは、「やる気」「意欲」「動機」などの意味で用いられる表現。主に「行動を起こす契機となる刺激や意欲」といったニュアンスで用いられる。よく「モチベ」と略される。「特にやる気もないし必要に駆られているわけでもない」というような状況を指して「モチベーションがない」と表現したりする。

weblio辞書

と出てきます。簡単に言うと「行動を起こす源」になるものです。

私は、「行動を起こす源」=「行動を起こす理由」だと思います。

その行動を起こす理由が明確にあれば、それがモチベーションになり、行動を起こすのです。

例えば、

大学受験勉強をするときにどうやってモチベーションを上げました?どうやってモチベーションをキープしましたか?思い返してみてください。

  • 大学に見学に行って、自分の大学生活をイメージすることでモチベーションが上がった
  • 高い点数を取って褒められたことでモチベーションが上がった
  • 周りに「この大学に行く」と伝えることでモチベーションが上がった

と色々モチベーションの上げ方があったと思います。これは、勉強をする理由を作っているのです。上のを置き換えるとこうなります。

  • 自分の大学ライフがその大学なら素晴らしいものになれると確信したから、受かるために勉強する
  • 高い点数を取ってまた褒められたいから、勉強する
  • 周りにした約束を守りたいから、勉強する

このように、自分がその行動をする理由ができると、結果モチベーションが上がるのです。

部下のモチベーションを上げる方法

実際に部下のモチベーションはどう上げるのでしょうか?

部下にその仕事をする理由を持たせればいいのです。

部下がその仕事をする理由を部下自信が持つことができれば、部下のモチベーションは確実に上がります。

どうやって理由を持たせるの?

「部下の仕事=部下の物」にすればいいのです。上司が何も説明せずに部下に仕事を渡すと、「部下の仕事=上司のもの」になってしまいます。「上司が持っている仕事をただ手伝わされている」という感情になります。

次の二つの例をイメージしてみてください。

例1

あなたは、親から「ホットケーキを作りたいから、小麦粉を近くのスーパーまで買ってきて」と買い出しを頼まれた。

例2

あなたはホットケーキが大好物で、今まさにホットケーキを食べたいなと思っています。親に伝えたら、「じゃあ作ってあげる。ただ、小麦粉がないから、小麦粉を近くのスーパーまで買ってきてくれない?」と買い出しを頼まれた。

どうですか?どちらが喜んで買い出しに行きますか?

例2の方が買い出しに行くモチベーションは高いですよね。それは、「あなたの買い出しの仕事」=「あなたのためのもの」であり、買い出しに行く理由が「ホットケーキを食べるため」と明確だからです。

これは仕事でも同じです。仕事の与え方が例1のようになっていませんか?これではモチベーションが上がりません。例1では、親の「ホットケーキを作る」という目的のために、あなたは仕事を与えられたのです。上司の目的達成のために、仕事を部下にやらせるからモチベーションが上がらないのです。言い方が悪いなと思うかもしれませんが、仕事とはそう言う物なので仕方ないです。ただ、これは仕事の伝え方や進め方、部下への意識改革によって部下の捉え方を「自分(部下)の目的達成のために、やるべき仕事を自分(部下)がやるんだ。これをすることで目的が達成される。」と言う形に変えることができます。こうすると、例2のようにモチベーションを上げることができます。

結局どうすればいいんだ?

上司がやらなければいけないは以下の二つです。

  •  上司の目的は部下の目的であることを認識させる
  •  目的達成には、その手段(仕事)が必要であること認識してもらう

上司の目的は部下の目的であることを認識させる

例2に沿って説明すると、ホットケーキを作るという目的は、親の目的ではなく自分の目的であるので、モチベーションが上がったのです。仕事でも、上司の目的と部下の目的を同じにすればよいのです。

そのために、まずは目的を正確に伝えましょう。目的を伝える時は、「その目的は、チーム全体の目的であり、あなたもチームにとって大事な一員である」ということを伝えましょう。部下が、チームの一員であることを強く認識し、そのチームとしての目的が何かを理解すれば、チームの目的=部下の目的となります。部下にチーム意識を持たせるためには、部下一人一人がチームとして欠かせない存在であることを上司が認識する必要があります。そして、部下に、「君のこのスキルがなければ、この目的は達成できない」と伝えるのです。部下の存在が、目的達成には欠かせないのだと伝えてください。そうすることで、部下は、自分が求められていると感じ、チーム意識を強く持つようになります。

目的達成には、その手段(仕事)が必要であること認識してもらう

例2に沿って説明すると、 この手段(小麦粉を買う)でないと目的が達成できないと自分が思ったので、モチベーションが上がったのです。仕事でも同じで、その手段が目的を達成するために必要な手段であると部下が納得すれば、仕事のモチベーションを上げて、仕事に取り組みます。

では、どのように納得させるのでしょうか?

論理的にその手段が必要であることを事細かに説明しますか?確かにその方法でも良いですが、説明の仕方によっては部下は納得しないでしょう。

部下に批判されないように、「この方法しかないのだ!」と強く断言し、従わせますか?この方法では、部下は従うとは思いますが部下のモチベーションは上がりません。むしろ、上司に批判的な意見を持つようになるでしょう。

一番いい方法は、手段を部下に考えさせるのです。部下が考えた手段であれば、部下はすでに納得済みです。自分で考えているので、納得していないわけがありません。こうすれば、部下に納得させる手間が省けるのです。部下も自分が考えた手段なので、成功させなければいけないという責任感をもち、モチベーションを上げた状態で仕事に取り組みます。目的を伝えたら、あとは君に任せると部下に自由な権限を与えましょう。そして、部下の意見はなるべく取り入れるようにしましょう。それが、もし効率が悪い手段だとしてもです。そして、あまりにも見当違いな手段を行おうとしたときにだけ、修正を少し加えてあげればいいのです。基本は、部下の意見をベースに仕事を進めていきましょう。

まとめ

まとめとして、部下のモチベーションは「その仕事をする理由」持たせることで上げることができます。そのために、

  • 上司の目的は部下の目的であることを認識させる
  • 目的達成には、その手段(仕事)が必要であること認識してもらう

ことが大事になります。


最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ実践してみてください。

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